試合結果
2023明治安田生命J1リーグ 第3節
2023年3月4日(土)15:05
試合結果:2-1
今シーズン:1勝0分0負
浦和レッズ公式サイト 試合速報
https://www.urawa-reds.co.jp/game/sokuhou_recent/?game=1715
試合の見どころ
Jリーグ30周年を記念する今シーズンは開幕から2連敗をしてのホーム開幕戦。1節より2節の方が可能性を感じるサッカーをしていましたが、2節に関しては特に興梠選手が入った後半の出来が良く、攻撃にリズムをもたらせてくれました。ハーフウェーラインまで降りてボールを受けるのが特徴ですが、あの位置で収まるのと収まらないのでは試合展開が変わりますので、やはり重要かつ貴重な選手ですよね。レギュラー組で練習に入っているようなので先発での活躍に期待です。
また、浦和駒場での開幕は2023年以来と実に20年ぶりの開催。ここ数年は平日開催の天皇杯で使用していた程度のため、私自身も浦和駒場に行くこと自体が数年ぶりのため楽しみです。
試合開始前
北浦和駅から歩きましたが、実は北浦和駅から歩いて浦和駒場に行くのは初めて。いつも浦和駅から歩いていましたので、浦和駒場までの道のりがとても新鮮。浦高の位置も初めて知りました。
北浦和駅から20分程度歩くと浦和駒場に到着します。何となく、浦和駅より近い印象を受けましたがどうでしょうか。
公園に入るとスタジアムが見えてきますが、良い雰囲気出していますね!横断幕やらの掲出で真っ赤に染まっています。ここまで演出してくれるサポーターに感謝は頭が下がります。
そして駐車場にはチームバスが停車中。歴史を知るサポーターはこの「駐車場」も懐かしいと思います。
流石のホーム開幕戦。出島(アウェイ席)を除き赤一色に染まっています。バックスタンドは赤い生地と「We are Diamonds」の歌詞が。
写真は東ゴール裏。埼スタで言う北ゴール裏。サポーターが何故ゴールの「真裏」に陣取らないかは、聞けば真裏は抜けが良く声も含めた音が抜けすぎてしまい迫力が出ない。一方斜めの位置は2階の天井で声が響くので迫力が出やすい、という理由だそうでした。参考までに。
西ゴール裏です。埼スタで言う南ゴール裏。埼スタと違って立ち見席。しっかり応援します。電光掲示板を挟んで、すぐ横は出島(アウェイ席)となっています。なぜ出島かと言うと本当に出島っぽいから。埼スタのように同じスタンドにバリケードを設置するのではなく、恐らく完全に入り口が分かれていると思われますし、飲食のショップも無さそうな気がします。(当然出島には行ったことがないので正確にはわかりませんが)
選手入場に合わせて赤白黒の横断幕を2階席から下ろしました。これも雰囲気が出て良いですね。
試合内容
スコルジャ監督が前から行きたい思考を持っているのでは、ここ2節で良くわかりましたが、一方で自分達がボールを持った時、遅攻になった時にどうやって攻めるのか?ここが問題点であり、この課題に対する解決案を提示してくれたのが興梠選手でした。
予想通り興梠選手は先発となり、今回も同じ流れかと思いきや、セレッソが意外とボールを持たせてくれます。それによって前半はノッキング状態。セレッソも特に攻撃の形が定まっていないのか怖さはそこまでなかったのですが、一瞬の動きと点で合わせるクロスからオウンゴールで失点。攻めきれずにあっさり失点する形は、これまでのセレッソ戦でずっと見てきた展開です。
後半開始早々、サイドの選手が相手SBとCBの間に、斜めに走るようになったからでしょうか。後半は裏への抜け出しやドリブルが効果的に働き、危険なところまで侵入出来るようになりました。自分達の時間から少し相手に流れが行きかけた時間に、酒井選手からスルーでPK獲得。興梠選手らしい動き出しです。個人的には興梠選手に蹴って決めて欲しかったですけどね。
相手チームの話になりますが、後半途中からは話題の香川選手が投入。残念ながら特に盛り上がりもなければ目立ちもなく、危険なタックルでイエローカードをもらったくらいしか記憶に残りませんでした。長きにわかり日本代表に貢献した選手なので、もう一度輝きを見せて欲しいですね。レッズ戦以外で。
同点になって以降は両チーム共に停滞気味となりましたが、荻原選手・安居選手の投入がズバリの采配に。荻原選出・明本選手のコンビネーションが良く、左サイドを完全に制したこと。相手CBとボランチの間が急に開き始め、そのスペースをうまく使った安居選手が決めて逆転に成功。なかなか見れないドラマチックな展開でした。
試合終了後
この試合、サポーターが良い形で後押し出来たなと感じる試合でした。
戦っているのは選手であり、常日頃からサポーターが勝利に貢献しているとはおこがましく思ってもいないのですが、この試合に限って言えば失点時にトラメガ使って「大丈夫」と選手に鼓舞したり、試合開始前から「We are Reds」コールでメインや2階席のファンを盛り上げたり、試合終了が目前と迫り流れが相手に行きかけた時間に「We are Reds」コールから「Pride og URAWA」とスタンド全体を乗せました。雰囲気がもの凄く良いです。
ホーム開幕戦でしたが、聞けばチケットは完売しなかったそうです。またここ最近の埼スタもスカスカで、以前ほどの迫力は出せていません。個人的には今のサイズ感がちょうど良く、スタジアムの雰囲気を圧倒的に良くしてくれるので、当面は浦和駒場でも良いんじゃないかな、と思いました。
写真は選手のサポーター挨拶。トラックがある分、少々遠いのが残念ではあります。
本日のヒーロー安居選手です。見事な決勝点でしたね。トップ下の安居選手をもう少し長い時間見たいいと思う程の活躍でした。
試合終了後のインタビューで知りましたが、2019年の流通経済大学戦(天皇杯)で戦っていたようです。浦学出身というヒストリーも含め、サポーターの心をがっちり掴んでいると思います。
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