2024年5月26日 浦和レッズvsFC町田ゼルビア

観戦レビュー

マリノス戦での勝利後、アウェイ新潟・ホーム京都と3連勝を経て勢いに乗るはずだったレッズ。その後アウェイで磐田に引き分け、ルヴァンカップではJ2長崎(アウェイ)にまさかの敗戦。どうにもホームでの勢いをアウェイでは発揮することできません。チームの底上げが必要なレッズとしては1試合でも多い方が望ましい状況ではありますが、一方で憲さんとソルバッケン選手の復帰という嬉しいニュースも。2人とも早速スタメンに名を連ねています。特にソルバッケン選手はローマからのレンタルということもあり、開幕前から非常に期待値の高い選手の一人でしたから楽しみです。
また、対戦相手の町田はJ2から昇格してきたばかりにも関わらず、現在首位と絶好調。色々と話題のチームではありますが、対戦相手としても本日の試合は魅力的なカードです。

結果

2024明治安田生命J1リーグ 第16節
2024年5月26日(日)16:03
試合結果:1-2
今シーズン:4勝3負1分

試合速報(公式サイト)
https://www.urawa-reds.co.jp/game/sokuhou_recent/?game=1798

試合

ホームで結果を残している浦和レッズとしては、首位との直接対決はどうしても勝っておきたいところ。チケットの発券が4万枚を超えるという事前情報もあってのせいか、試合開始2時間前の浦和美園駅にはホーム・アウェイ両方のサポーターが集まっています。開始1時間前が混雑のピークではありますが、2時間前の混雑状況でこの試合の入場者数がなんとなくわかってしまうんですよね。
まあ、いらないスキルではありますが。

この試合、いつものSBとは異なり、レッズシートの1列目から観戦しました。
当たり前ですが1列目はピッチに近いですね。これだけ長いこと埼スタに通っていましたが、1列目は初めての体験ということで、興奮を抑えることが出来ません。

この写真はいつもの席で撮影、町田のサポーターも入っています
過去に天皇杯で対戦経験がありますが、私個人としては初の対戦です

試合の詳細はハイライトで確認してもらえればと思いますが、この試合の感想は「ACLぽいな〜」というもの。首位チームとの対決ということでレッズのサポーターも相当気合いが入っていましたし、町田も噂に聞く荒いチームというより、ACLでよく見るチームという印象。前からのチェイシングや1対1への意識、ピンチになったら転ぶというものは既視感がありました。もちろん首位チームですからそれだけではなく、洗練された守備をこの試合でも見せており、なかなか隙が見当たりません。1失点目は「ファールだろ!」とファン・サポーターは思っていましたが、笛が吹かれることはなく、その間に走り込んできた平河選手のランニングと、それに合わせたパスを出した選手は敵ながら見事でした。その後すぐに敦樹が取り返してくれた流れは、逆転勝利を期待する内容だったんですけどね……。
最後のPK、箇所を単体で見ればファールのような気もしないこともないですが、試合の流れ全体で見たらなぜあのシーンだけ急に厳しくなったんだろう、というものでした。終わってしまったことではありますが、ちょっと厳しいんじゃないかなー、というのが個人的な感想です。

PKまでの展開は押せ押せだっただけに無念
選手が一番ショッキングでしょうが、西川選手はサポーターと対話しながら応援を真摯に受け止めていました

この試合に出場した武田選手ですが、久しぶりにプレーを見ることが出来ました。水戸ではボランチで活躍したそうですが、自分が見た武田選手は攻撃的な選手という記憶であり、この日は右WGとして出場しました。周囲と連携しながらリズムを作り、決定的なパスを出すなど、短い時間ではありましたが印象に残るプレーを連発しています。怪我人が多数出ているWGでも活躍できそうですから、次の試合でも期待したいところです。

ハイライト

ハイライト動画(YouTube公式チャンネル)

動画出典:YouTube URAWA REDS OFFICIAL TVチャンネルより

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