2023年シーズンチケットを振り返る&2024シーズンチケットを検討する

シーズン振り返り

気がつけばシーズンチケットも今年で7年継続。次年度更新を行うと8年目に突入しますが、今まで一度も振り返ったことがないんですよね。コロナ前までは雨にも負けず、しっかりスタジアムに通っていましたが、コロナになってからは生活が劇的に変わり、正直そこまでスタジアムに通うことができなくなってしまったことも事実です。

ちなみに今のところ考えている選択肢は以下の通り。

・自由席をそのまま継続
・席を変えて継続(自由席→SB やっぱりSBは良い席だ)
・継続しない

そのため、この機会をきっかけにしっかりと振り返りを行った上で、考え方としては「継続するのか」「継続しないのか」をまず判断し、その後、継続すると結論づけた場合は「どの座席で継続をするのか」を判断する、このような思考で振り返ってみたいと思います。
どのような結果になるのか、私も楽しみです。

今シーズン観戦した試合数

まずはここから検証。
今シーズン私は何試合観戦をしたのか、そのうちシーズンチケットの該当試合は何試合だったのか、このチェックから始めたいと思います。

 試合日数 
シーチケ対象試合 9
ルヴァンカップ3
ACL1
アウェイ1
駒場1
招待試合1
合計16
2023年シーズン試合観戦実績

2023年シーズンのシーズンチケット対象試合数は16試合。そのうち9試合は観戦し、観戦率は57%という結果になりました。正直、想像していたよりかは観戦していたんだな、というのが第一印象です。

申込内容とサービス利用状況

続いてシーズンチケットの席種と価格、サービスの利用状況について整理します。私が2023年シーズンに申し込んでいた席種は「ホーム自由席 大人×1」です。

2023年シーズンチケットLP
https://www.urawa-reds.co.jp/ticket/2023season/

シーチケ特典 利用状況 
01.対象試合数16試合9試合
02.ホーム自由席 大人 価格29,600円29,600円
03.一試合あたりの単価1,850円3,289円
04.レプリカユニフォーム早期申込特典利用なし
05.リセール利用なし
06.優先入場サービス⚪︎
07.再入場サービス⚪︎
08.オリジナルバッグ or REX POINT 5,000 ポイント⚪︎
09.シーズンチケットホルダー優先販売利用なし
10.フラッグキッズ応募券利用なし
11.アッパーへのシートチェンジ利用なし
12.REX POINT特別付与レート⚪︎
13.チケット購入手数料無料(最大:550円/枚)-4,400円
14.チケット先行販売⚪︎
15.ステージアップ特典⚪︎
16.MDP引換券対象外
17.サイトメンバーズ無料閲覧(330円/月)-3,960円
18.割引恩恵を受けた上での一試合あたりの単価2,360円
2023年シーズン サービス利用状況まとめ

9試合しか観戦していないため、一試合あたりの単価は倍近い金額になっています。3,289円という算出結果は、以下の座席とほぼ同額となりました。

・メインアッパー指定席 大人:3,000円
・SB指定席 大人:3.400円

あくまでも個人の感想になりますが、メインアッパーより南のロアーの方が好きです。ただSBと同額と考えるとちょっと悩みますね。
しかし、ここにシーズンチケット会員が受けることが出来る割引特典を反映させると、少し話が変わってきます。

チケット購入手数料無料:4,400円
これは最大【550円/枚(※)】発生するもので、2023年シーズンはルヴァン×3枚、ACL×1枚、駒場×2枚、リーグ×2枚、【合計:8枚】発券しています。
※システム利用料:220円/枚、発券手数料:110円/枚、決済手数料:220円/枚

サイトメンバーズ無料閲覧:3,960円
試合後の監督・選手インタビューなどを読むことが出来ます。通常330円/月かかりますが、シーズンチケット会員なら無料で閲覧できます。

これらを考慮すると、8,360円の割引が入り、一試合あたりの単価は2,360円まで落ちます。この金額はバックアッパー指定席(2,450円)よりも安く、ホーム自由席 大人(2,100円)の定価に近づいた金額になりました。

この結果、第一段階の判断としては「継続する」で良いと考えます。

どの座席で継続するか

継続することは判断できたのですが、「自由席で継続」するのか、はたまた「SBに変更」をするのか、ここは悩みどころです。
まずは2024年シーズンのシーズンチケット会員価格を確認します。

2024シーズンチケット会員LP
https://www.urawa-reds.co.jp/ticket/2024season/

・ホーム自由席 大人:33,300円(1,850円)
・SB指定席 大人:54,000円(3,000円)

2024年シーズンの対象試合数は【18試合】に増えましたので、グロスは上がっていますが、単価に変更はありません。
こうなると、どちらが好みか?で判断したくなりますが、今回は出来るだけロジカルに判断したいです。例えばシーズンチケットは持っているが、2023年シーズンと同様で毎試合行くことはおそらく出来ません。行くことができない理由を席種ごとに分解・比較をすることで、何か特別な変化が生まれるのか?これを確認したいと思います。
なお、レッズの試合には家族と行くこともありますし、友人と行くこともあります、どちらも来れない場合はピンでの参加になります。これらは判断の前提条件にもなります。

シーズンチケットを利用できなくなるケース(想定)

 自由席   SB  
家族と行くことになった条件あり
友人と行くことになった条件あり
急な仕事や残業で行けなくなった⚪︎⚪︎
雨が降ったから⚪︎⚪︎
緩いですが、雨が強いと出足が悪くなります笑

家族や友人と行くとなった時、シーズンチケットが自由席であれば、家族や友人の座席を並びで取れば良いだけです。2006年シーズンなら別でしょうが、現状のレッズで、且つ南であれば確実に取れると思います。一方でSB指定席を購入した場合は条件が付きます。

①自席の隣が空いていればそこを買う。(観戦場所:SB)
②シーズンチケットをリセールに出して、他の座席を連番で買う。(観戦場所:どこでも)
③シーズンチケットで優先入場をして、自由席で席を取る。(観戦場所:自由席)

まず③の選択肢はないですね。シンプルにもったいない。
①はそもそも「隣の席が販売されている」が条件になります。その上でSBでも「北」を検討していることから、応援席が近い分、好みも分かれることが想定されます。友人ならまだしも、家族で行くには刺激が強すぎて無理かな〜。
②は最もありそうな選択肢ですね。リセール自体を行ったことがないのでなんとも言えないのですが、家族や友人と行く場合は予め予定しているケースがほとんどであることを考えると、対応自体はできそうな気がします。一方「急な仕事や残業で行けなくなった」場合、リセールは機能するのでしょうか。調べてみたところ、前日の23:59までは販売可能ということなので、急な残業はさすがに不可ですが、急な仕事程度であればリセールチャレンジは出来そうです。
なお、リセールには「リセール申込手数料:10%」と「送金事務手数料:330円」が発生します。これらを考慮したリセール成立後の金額は下記の通りです。

・自由席:1,830円(2,400円で出品) 1,830円 – 1,850円 = -20円/試合
・SB:2,820円(3,500円で出品) 2,820円 – 3,000円 = 180円/試合

価格からして自由席の魅力は俄然強いですが、差額:180円ならSBも十分に魅力ですね!

最後のケース「雨が降ったから行かない」ですが、SBであっても前列に行きたい私は屋根の効果を得ることができませんので、席種によって行動が変わるということはないでしょう。

参考までに、2023年シーズンと同数の試合を観戦した場合の単価を算出したいと思います。

2024年シーズンSIM

 自由席   SB  
対象試合数1818
試合観戦数99
総支払額33,300円54,000円
一試合あたりの単価3,700円6,000円
リセール販売価格16,470円25,380円
総額 – リセール16,830円28,620円
リセール後の一試合あたり単価1,870円3,180円
単価+算出しているリセールの差額を加えた金額になります。

最後に「9試合は必ず観戦する」という前提で、リセール成功率からリスクを算出して終えたいと思います。

リセール
成功試合数
  自由席  
総額
自由席
一試合単価
 SB総額 SB
一試合単価
033,300円3,700円54,000円6,000円
131,470円3,497円51,180円5,687円
229,640円3,293円48,360円5,373円
327,810円3,090円45,540円5,060円
425,980円2,887円42,720円4,747円
524,150円2,683円39,900円4,433円
622,320円2,480円37,080円4,120円
720,490円2,277円34,260円3,807円
818,660円2,073円31,440円3,493円
916,830円1,870円28,620円3,180円
前提:18試合中、9試合は観戦、9試合は非観戦を想定。

レッズに関してはデータが公開されていないため蓋然性を求めることはできませんが、他のクラブではリセール成立率が80%や95%など、高い数値を出しているようです。

ここからは主観になりますが、

・埼スタはハコが大きく、自由席に関しては最後まで余っているケースが多い。
・一方、SBは席数が少なく完売するケースも多々ある。
・一般論として、リセールであっても良い席(完売率の高い)から売れていくはず。
・ただし、指定席において「ひと席」だけ購入するニーズがあるかは疑問。
・リセールに出品するのは「急な仕事」「急な残業」「雨が降って行く気がなくなる」ケースのうちのどれか。

正直、雨が降っても相手が鹿島だったら行くと思うんですよね。そうなると雨が降ったから行かないケースは「相手が魅力的ではないチーム」に限定されるため、屋根の無い自由席のリセールは厳しいんじゃないかな。また「急な残業」も平日が前提であり、平日の自由席は実際のところ「ガラガラ」なので、このケースを考えても自由席のリセールは厳しいかな。あくまで主観にはなりますが、自由席とSB指定席とではリセール成立率に差があることが想像できます。
この結果、今回はSBで更新するのが良いのかも?に辿り着くことができました!

あとは、リセール成立率を【80%~95%】に近づけるために、SBの中でも条件の良い席を見つけたいですね!

まとめ

正直、「今回も自由席で継続かな〜」と最初は考えていたんですよね。もちろんSB指定席は大好きですし、検討はしたいとは思ってはいましたが「54,000円は高いしな〜」とグロスの金額だけで判断していましたので、しっかりと振り返りをすることによって、結論自体が変わるとまでは考えてもいませんでした。

今回は自分のために振り返り・まとめを行いましたが、浦和レッズに限らず、シーズンチケット会員への新規入会を検討している、または継続を検討している方への参考になればと思います。

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