この試合が2023年シーズンのホーム最終戦。今シーズンは優勝争いに絡むことができたこともあって、最後の方まで楽しめましたが、前節ヴィッセル神戸との一戦により優勝争いからは脱落。そしてたった1年で優勝争いが出来るチームに育ててくれたスコルジャ監督の退団が決定。チームも観る人もモチベーションは落ち気味かもしれませんが、ホーム最終戦はルヴァンカップ決勝戦で負けた相手のため、最後は勝って終わりたいという気持ちでした。ただ、最終的には勢いの差が出た結果と言えそうです。
試合結果
2023明治安田生命J1リーグ 第33節
2023年11月25日(土)14:04
試合結果:2-3
今シーズン:7勝6分3負
浦和レッズ公式サイト 試合速報
https://www.urawa-reds.co.jp/game/sokuhou_recent/?game=1759
試合当日
前述の通り、前節の結果を経て優勝争いからは脱落。マチェイ・スコルジャ監督が退任することになりましたが、前節からホーム最終戦までの間に選手退団の発表(※)は無し。ホーム最終戦と言えば社長の挨拶への反応が見ものだったりします。それらから推測すると、最終戦に足を運んだ人たちはきっとこんなモチベーションだったと思います。
・義務だから来た(シーチケ会員等)
・チケット持っていたから。(優勝争いが楽しめると思っていたから)
・社長または一部スタッフの挨拶を期待していた。
・スコルジャ監督の「最後の勇士」を目に焼き付けたい。
従って最終戦は通常の試合に比べれば混雑するものです。
それになんと言ってもこの天気!秋晴れとでも言うのか、冬晴れと言うのかわからない季節ではありますが、こんなに青々とした空の下で試合を見ることができるのは気持ちの良いものです。
試合開始直前に着いたこともあってロアーの席は確保できず、今シーズン初でしょうか、久しぶりにアッパーから試合を観戦することにしました。少し遠く迫力は減りますが、試合自体はよく見えます。
そして、この日がたまたまなのか、南におけるロアーとアッパーの特徴について気づいてしまったのでメモしておきます。
<ロアー>
・昔からの客、ベテラン層多め。
・赤ユニ、黒Tがほとんど。
・試合中手拍子はしているが、声出し応援率は低い。
<アッパー>
・客層がベテランかどうかまでは不明。
・友人同士で来ているケースか、私服の人たちも多い。(私服にマフラーだけレッズ)
・手拍子&声出し応援率高め。
試合自体は、またしても相手の紺野選手にやられたという結果になりましたが、前半の最初の頃は小泉選手と明本選手で抑えていたんですよね。ほぼ独力では何もできない状態だったと思いますので、1失点目はあのワンチャンスをよく決めたな、と驚きでしかありませんでした。
その後2失点・3失点と続くわけですが、チャンスがあればしっかり打って決める福岡と、バイタルまではボールを運べるが、フィニッシュのイメージが乏しいのか、なかなかシュートまで持っていけないレッズと、ルヴァン以降のチームの傾向がそのまま出てしまった試合になりました。そんな中でも、最後の外国人助っ人全投入→こぼれ球を押し込んだ2点目は盛り上がりました。
今年の最終戦も「負け」で終わってしまいましたが、一体いつになったら勝って喜ぶことができるのでしょうか。毎年最終戦は負けている気がしておりますが、自分自身も負け慣れしおり果たしてこれで良いのか、悩ましいところではあります。そんな葛藤を抱えながら、スコルジャ監督退任の挨拶が始まりますが、この試合の入場者数は34,826人。試合終了と同時に帰った人は多数。ここに残った人達(恐らく2万人程度)が真にレッズを愛している人達だと思います。ここに残る人たちをもっと増やしたいですよね。
続いて社長の挨拶のはずですが、なんと今年は行わず!そのまま選手が一周することに。そんなシーズン過去にあったかな?今年に関してはブーイングが適切なのか判断が割れるところではありますが、スコルジャが一年で退任することになったことに対する不満は持っているのかな、と思います。
スコルジャ監督はその後マフラーをもらったりするなど、まるで退団選手のような感じでした。愛されていた証拠です。
さて、今シーズン(埼スタ)もこれにて終了。お疲れ様でした。来年の2月〜3月まで試合を見にいけないのは悲しいですが、残りの試合はDAZNでしっかり楽しみたいと思います。
ハイライト
試合内容
2023年11月25日に行われた浦和レッズとアビスパ福岡の試合は、明治安田生命J1リーグ第33節の一戦でした。試合は2-3で福岡が勝利し、浦和は優勝争いから遠のく結果となりました。
試合の流れは以下の通りです。
前半18分、浦和の明本が獲得したPKをアレクサンダー・ショルツが中央に決めて先制ゴールを奪いました。福岡は32分、裏へ抜け出した紺野が西川との1対1を制して同点に追いつきました。前半は1-1で折り返します。
後半54分、福岡の小田逸稀が金森健志のクロスに合わせてゴールを決めましたが、一度はオフサイドの判定に。その後VARチェックでオフサイドではないと判定され、ゴールが認められました。
さらに福岡は後半62分に紺野和也が山岸智のスルーパスを受けてループシュートを決めてリードを広げました。
浦和は75分、ブライアン・リンセンのシュートがクロスバーに当たったこぼれ球をアレックス・シャルクが押し込んで1点差まで詰め寄ります。しかし、その後は得点を奪うことができず、試合は2-3で終了しました。
この試合の結果、浦和は勝ち点54で4位に後退、福岡は勝ち点51で6位になりました。
次節、浦和は札幌と、福岡は広島と対戦します。
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