試合結果
AFCチャンピオンズリーグ2022 ノックアウトステージ 決勝 第2戦
2023年5月6日(土)18:00
試合結果:1-0
今シーズン:3勝2分0負
浦和レッズ公式サイト 試合速報
https://www.urawa-reds.co.jp/game/sokuhou_recent/?game=1710
試合の見どころ
この記事の書き出しはアウェイ1at legの前日、いよいよ明日がキックオフです。
アル・ヒラルの強さについて、サッカーが好きな人、Jリーグファン・レッズサポーターには解説不要だと思っています。参考までにクラブワールドカップ決勝戦の動画を見つけましたので貼り付けておきます。結果は準優勝ですが、レアルを相手にここまでやれるチームです。
正直、格上と言って良いチームですが、ACLは一発勝負。十分に勝つチャンスはあると思います。
そして、クラブの想いも強いです。ファイナルに向けて選手インタビュー動画をYouTube にアップしています。動画を見て、選手が口を揃えて「サポーターの後押しで普段の実力以上の力が出せる」と言ってくれているのは素直に嬉しいですね。人たらしだな、ほんと。
ホームでは圧倒的な声で選手を後押ししましょう!
まずは西川選手のインタビュー動画。強い気持ちを感じます。振り返れば2017年の優勝は西川選手が1st legでビッグセーブを連発したからこそでした。サポーターの後押しについても言及してくれており、タイトルの通り「結束」しようと思える内容です。
続いては槙野さんのインタビュー動画。
あなたが天皇杯で劇的なゴールを決めてくれたから、今このチームにチャンスが巡ってきています。
ACLでフッキ選手やジャクソン・マルティネス選手を1対1で封じ込めた活躍は忘れません。
関根選手のインタビュー。
2017年はドイツにいたのでACL優勝経験がなく、2019年にドイツから帰ってきて「得点」という形で活躍し、一気にレッズの中心に駆け上がってきた時でした。マッチアップしたカリージョのことは私たちも忘れられないですし、本人もきっとそうでしょう。リベンジを全員が期待しています!
決勝戦は「Lフラ」で埋め尽くそうという試合になりそうですね。持っていない人は今すぐ「RED V OLTAGE」へ、もしくは赤白黒の旗を作りましょう。
試合開始前
いよいよ試合当日です。埼スタで迎える大きな大会は2019年のACLファイナル以来ですが、タイトルの掛かった試合に必ず出現するのが「THIS IS URAWA」の横断幕。初登場は2017年ACLファイナルでしょうか。浦和美園駅から埼スタまで歩くにはやや遠いですが、十分歩ける距離でもありますので、タイトルの掛かった試合は歩いて行くことをお勧めします。
2019年ファイナルの雰囲気が緩かったことも敗因の一つだと思っているサポーターがいることは知っています。確かにスマホライトを照らしていた人も一定数おりましたので「お祭り気分」のお客さんも混じっていたのでしょうが、ビッグマッチならではの悩みですね。
1st Leg.は興梠選手の活躍もあり1-1で折り返して帰ってきてくれたことで、2nd Leg.は「引き分けでも優勝」という環境を作ってくれました。この状況は2017年と酷似していることもあって、何となく優勝を期待している自分がいることもわかっていました。
ただ、優勝は決まっていないので、ここからですね。
試合内容
1st Leg.サレム・アルドサリ選手の退場と、事前情報としてアル・ヒラルにとっては不幸ですが司令塔であるアルフラジ選手に怪我があったということで、レッズとしてはラッキーな展開になりました。また個人的な意見ですが1st Leg.の活躍を見てもムサ・マレガ選手を脅威に感じていましたので、2nd Leg.スタメン起用ではないことにラッキーを感じていました。
その代わりに出てきたのがアンドレ・カリージョ選手。
忘れもしないですよね。ぜひ関根選手とマッチアップして、今度こそやり返して欲しいと全員が願っていたと思います。
そして、テンションが上がり過ぎて、およそ3年半ぶりに北ゴール裏へ行ってしまいました。
果たして跳ねることが出来るのか、声は出せるのか。
心配でしたが、今回はやり切ろうと思って久しぶりに頑張ることにします。
余程の何かがあったのか。
この試合、埼スタ史上初めて南スタンドが全席ホーム&立ち見応援が可能になりました。
もちろん、勝つために最高のサポートをすることが目的でしょうが、それにしても思い切った決断をクラブはしたと思いますし、集まったサポーターも最高の手拍子と声を出したのだと思います。
一方、北ゴール裏もいつにも増して戦う雰囲気を作ってくれています。それでも「URAWA AIR」の登場には笑ってしまった。一生懸命準備した皆さん、ごめんなさい。
肝心の試合ですが、前半の早い時間帯はボールを持たれる時間が続きます。特にこの試合では南から北にかけて強い風が吹いており、前半風上に立ったアル・ヒラルが圧倒的に有利な状況となります。カリージョ選手を中心としたボール回しや時折見せる個人技やミドルシュートで決定機も何度か作られましたがDF陣を中心にしっかり守り切ったというのが前半の早い時間帯。前半の終盤はレッズも慣れてきたのかある程度中盤でボール保持が出来るようになり、縦に早い攻撃を仕掛けることが出来る様になりました。ちょうど酒井選手のクロスに興梠選手が合わせてクロスバーを叩いたシーンあたりですかね。その後も危ないシーンはありましたが、西川選手の好セーブでピンチを凌ぎます。
後半はレッズが風上になりましたが、得点シーンはアル・ヒラルの選手も風の影響を受けたものだと思います。風を考慮して蹴った岩尾選手、しっかり折り返したホイブラーテン選手、飛び込んだ興梠選手、結果はオウンゴールでしたが全てが重なった得点です。
終了間際、危ないシーンもありましたが、しっかり守り切って試合終了。戦術的にはしっかりとした守備ブロックの構築と、相手の裏を突く攻撃という形で、終始主導権を握る戦いは出来ませんでしたが、勝つことの方が大事ということで、2019年のリベンジ成功です。
試合終了後
優勝したからこそではありますが、しっかりセレモニーを楽しませていただきます。
大会MVPは酒井選手。移籍会見で「家族も含め周囲の全員から反対されたが、アジアを獲るためにためにレッズへ移籍してきた」というコメントにはサポーター全員が震えました。準決勝のスライディングタックルは忘れません。
セレモニーに合わせて、バックスタンドからチームエンブレムのビジュアルを掲げます。美しいですね。
そしてトロフィーを掲げる瞬間。酒井選手曰くどうしても西川選手と一緒に掲げたかったとのこと。2019年の経験者であり、昨年までのキャプテンでもあり、長らくチームを引っ張ってきた選手ということもあってでしょうか。非常に感動的なシーンです。
優勝のおかげでクラブワールドカップへの出場権を得ることが出来ましたが、2023年12月にサウジアラビアで開催予定とのことです。参加したいけど、遠いな〜。
ただ、その前に今シーズンはアジア王者としてリーグ制覇に期待したいと思います。
その後
選手たちの掛け声もあって、浦和の街へ繰り出しました。
結果としては残念ながら選手にお会いすることは出来なかったのですが、何人かの選手は「力」に来たそうですね。
その後、大宮に繰り出しますが、大宮には名店が2つあると思っていまして、その一つが「凪」。
久しぶりに煮干しラーメンをいただきました。
もう一つはさいたま新都心と大宮のちょうど中間にある「駕籠休み」。開店と同時に行列ができる名店です。手打ちの歯ごたえと小麦の味を感じることが出来る、最高のうどんです。
リーグ優勝して、もう一度バカ騒ぎしたいですね!
ACL優勝とか最高だよ!
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